口述試験の点数の取り方について(2)

4.受験予備校の講座について

 当然ですが、口述向けの予備校講座も存在します。基本的に論文の合格発表前に既に開講されているものもあるのですが、発表後のものがメインです。口述関係の講座で注意が必要な点は、論文発表後のものは、申込枠がすぐに埋まります。目安、具体的には、合格発表の日中には申し込みを終えるくらいの感じでないと詰むので注意が必要です。

 内容としては、参加者全員でそれぞれペアになって、ひたすら当日配布される問題集から問題を出し合うという形式のものでした。やはり実際に声に出す練習は、必須だと思います。なお、この講座については、講師がほとんど何もしないのに結構高額です。都合で参加は、必須ではないと思います。

5.模試について 

 口述についても、模試は存在します。これは、予備校や会派が実施しているもので、実際の本番形式で、試験官役の人が出題し、講評をくれるタイプのものです。それぞれごとに、大体1回しか参加の機会がない上、合格発表後に参加枠は、すぐに埋まってしまいます。このため、申し込む場合は、注意が必要です。

 会派の実施しているものは、弁理士会の会派で運営されているものです。色々な会派があるので、全体として見れば結構回数があります。しかし、スケジュールについては、予備校関係以外の情報網から開催日や申し込み要綱をチェックする必要があり面倒です。ちなみに会派のものは、新人募集活動も兼ねているので、論文試験の合格発表前から実施されているものもあります。参加方法としては、弁理士会の各会派のHPをまめにチェックするか、先輩に聞く必要があります。なお、大手の事務所が求人のついでに開催しているものもあります。

 会派や事務所のものであっても、参加したから合格後は、必ずその組織に属しなければいけないみたいな縛りは一切聞いたことがありませんので、可能なら積極的に参加していくと良いと思います。ただし、最終結果発表後に、合格祝賀会の連絡が届いたりはすることがあります。

 会派の中には、本試験会場と同じホテルを使用するものもあり、興味がある場合は、特に早めに申し込む必要があります。特許事務所で開催されているものに参加した際は、偶然にも、元試験官経験者で、事務所の所長さんに直接ご指導頂いたりした記憶があります。

6.特訓系の講座について

 おまけとしては、毎年開催されているかは不明なのですが、LECでは、かなり高額の一日ぶっ通しマンツーマン口述講座みたいなのを見かけた記憶があります。講師が一人かなりの長時間ついてくれて、口述の勉強を教えてくれるそうです。どうしても自信がなければ、検討してみるのもありだと思います。

 いずれにせよ、論文試験以上に一朝一夕に仕上げるのは、難しい試験になります。このため、論文試験の終了後は、即口述試験の対策をする指導をしている講師の方もいます。この点で、確実に論文試験に落ちている場合は、即翌年のための論文試験の勉強を始めるのもアドバンテージなので、どちらを選択するかは、ちょっと良く考えたほうが良いと思います。

 最大の理由は、なぜか予備校関係の授業は、論文試験の結果発表前にその年の通年の論文試験の講座が開始してしまっているためです。このため、論文試験に落ちているにもかかわらず、論文試験の結果まで口述試験の対策をしてしまった場合は、肝心の論文試験の対策に出遅れてしまうためです。

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事務所で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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