以前、ちらっとだけ書いたのですが、特定侵害訴訟代理試験向けのゼミは、なんか高額だけど、弁護士の先生がやたらノリノリで教えてくれるゼミ以外にも、能力担保研修のクラスごとに、クラス委員さんが音頭を取って開催されているものがあります。たまたま予定の都合がついたので、ちょっと混ぜてもらってきました。
概要としては、午前が自習で、午後は、事前課題範囲の問題を交代で回答して、周囲からコメントを受けるみたいの展開でした。午後の事前課題が終わってない人は、午前の自習時間中にがんばる、みたいな感じのようです。
場所は、とりあえず弁理士会館が無料で借りれるようで、静かだし涼しいし、かなり良い感じでした。普通弁理士試験の方の自主ゼミって言うと、大手予備校の部屋を借りたりなのですが、講座を受講していないとダメとか、弁理士は受験生が減ってきたからダメとか、そもそもうるさいからもう来るなみたいに締め出されたりとかで、かなり大変だった記憶があります。カフェとかに流れ着いてやってた記憶もありますが、口述とかだとあまり大きい声は出せなかったり、論文とかだと、逆に周囲のグループがうるさくて困ったりとか大変でした。
もっとも、人数はかなりさびしい感じでした。能力担保研修のクラス自体は30人くらいは居た気がするのですが、当日の参加者さんはとりあえず6人くらい。まあ、会場は、都心に住んでいないとかなり遠いですしね。
でも、自主ゼミ自体は、結構回数を重ねて居て、適当に現れた私以外は、大体みなさん常連のメンバーさんのようでした。わりと少数精鋭いみたいな感じです。ちょうど、民法や民訴の小問回だったのですが、やり取りを聞いていても、まだあまり学習していない範囲は、必死で参考書とかを追わないと、理解が付いていけないところとかありましたし。
さすがガチ勢は凄いです・・・。
特に良かったなと思ったところは、問題について解答を作成しても、通常の解説を読んで終わりではなく、関連する問題や、メンバーから良く分からなかった点をあげて、それを他の人でまったり議論したりされてた辺りでしょうか。記憶のフラグになりますし、ふわっと解ったつもりだった場所が理解として深堀出来たりできました。
問題は、みんなかなり勉強が進んでいるので、うっかり空っぽの脳みそで行くと、ほとんどついていけなかったりする辺りでしょうか。こういう問答タイプの学習で一番おいしいのは、他の人の考えを聞いて、自分も同じような所が良く分かってなかったかもみたいな気づきだと思います。この辺りは、ある程度の理解がないと、疑問に思った人の思考や理由も追えないし、発言も難しいですしね。
勉強のモチベとかとの都合で、ぜひどうにか続けて参加したいところなのですが、予定を見ると、直近の土曜は仕事やら、高い方のゼミやらでなかなか・・・。
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